射出精液に含まれる精子の96パーセント以上が形態の異常を伴う状態
2つのうち、頭部が明らかに小さい、異常な形態をしているなど頭部の奇形に関しては、遺伝子情報である核DNAを含有する頭部に奇形があるため、受精自体が非常に困難になり、妊娠率が非常に低くなります。精子尾部の奇形に関しても、結合して個体を生成するために卵子を目指し、鞭毛(べんもう)を振動させて泳いでいく運動能力を尾部が担っているため、妊娠率の低下が引き起こされます。
精子奇形症の検査と診断と治療
泌尿器科の医師による治療では、原因となる疾患があれば、その治癒をまず図ります。