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■神戸港、国内クルーズ船運航再開 感染防止を徹底し9カ月ぶり出航

 新型コロナウイルスの影響で停止していた大型クルーズ客船の国内営業運航が2日、再開されました。神戸港では同日正午、商船三井客船の「にっぽん丸」(2万2472トン)が神戸ポートターミナルから約9カ月ぶりのクルーズに出航。雨が降る中、神戸市消防艇から祝福の放水を受け、大海原へ再出発を果たしました。

 今年2月に横浜港に停泊した大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新型コロナウイルスの集団感染が発生したことを受け、神戸港では、クルーズ船などの運航がすべて休止されていました。

 集団感染の教訓なども踏まえ、国土交通省監修の指針に基づき、クルーズ船運航各社が厳密な感染防止策を実施。乗客に事前のPCR検査や継続的な健康観察を求め、乗船前の半月以内に発熱などがあれば、同行者も含め乗船を拒否します。まずは国内周遊の3〜4日間のプランから再開します。

 今回のにっぽん丸は約530人の定員を250人に半減し、船内ではビュッフェ形式の食事を中止。乗客には発熱・せきなどの症状が出れば即時の報告を求め、新型コロナウイルスの感染者が出ればクルーズを取りやめます。

 神戸ポートターミナルではこの日、乗船客と見送りなどの人の通行場所を別々にし、第1便の約100人は、事前に記入した健康診断票を提出し、検温して乗船しました。

 大阪府羽曳野市のパート女性(45歳)は、「コロナ以降なかなか再開されず寂しかった。対策も徹底されているので安心。船内の食事やイベントを楽しみたい」と話しました。

 千葉県の館山港に寄港し、4日午後に神戸港に戻る予定。郵船クルーズの「飛鳥2」も2日午後、横浜港を出港します。

 商船三井客船山口直彦社長は、「運航再開は非常に感慨深いです。感染防止を徹底し、船旅を楽しんでほしい」と話しました。

 2020年11月2日(月)