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■アメリカ、新たな新型コロナウイルス感染者2日連続で8万人超 中西部中心に感染拡大

 新型コロナウイルスの感染者数、死者数ともに世界最多のアメリカで、1日の新規感染者は2日連続で8万人を超え、入院中の患者も4万人以上となるなど、中西部を中心に感染の拡大が再び深刻になっています。

 ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、アメリカで24日に確認された新型コロナウイルスの感染者の数は8万3000人余りで、2日連続で8万人を超えました。

 民間団体の調査では、入院中の患者は全土でおよそ4万2000人と、感染が急拡大した今年4月上旬や、西部や南部で患者が急増した7月上旬と同じ水準になっており、複数の専門家が「3度目のピークに向かっている」と指摘しています。

 中でも中西部や西部では人口当たりの感染者の数が多く、中西部ウィスコンシン州の保健当局によりますと、州内の利用可能な病床数は残り18%となり、一部の地域で適切な医療が提供できなくなる懸念が高まっているということです。イリノイネブラスカなど20州以上で、感染者数が過去最悪レベルになっているといいます。

 感染拡大の背景として考えられているのが、学校や大学が対面授業を再開させたことに加え、マスクの着用方針や経済活動再開を巡る規制が各州によって異なり、統一的な施策がとりにくいことがあるとみられています。

 ドナルド・トランプ政権で新型コロナウイルス対策に携わる国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ博士は、地元メディアのインタビューで、「国全体でマスクの着用を義務化する時がきている」などと話し、全土での対策が重要だと強調しています。

 しかし、トランプ大統領は24日、ツイッターに、「メディアは大統領選挙の前に恐怖をあおっている。感染者が増えているのは検査の数が増えているからだ」と投稿するなど、政府の対策に問題はないという認識を示しています。

 2020年10月26日(月)