2018-10-01から1日間の記事一覧
足の裏に異常なほどに大量の汗をかく症状 足底多汗症とは、足の裏に異常なほど大量の汗をかく症状。多汗症の一種で、足蹠(そくせき)多汗症とも呼ばれます。 多汗症は、体温の調節に必要な範囲を超えて、汗が異常に分泌する症状。全身性の多汗症と、手のひ…
食道がんを内視鏡の画像から8割近い確率で判別できる人工知能(AI)診断支援システムを開発したと、がん研有明病院(東京都江東区)と医療ベンチャー企業・AIメディカルサービス(東京都豊島区)の研究チームがアメリカの医学誌に発表しました。 研究チ…
健康機器メーカーのタニタ(東京都板橋区)は9月28日、健康診断や働き方などのデータを集め、企業向けの新たな健康増進サービスの提供を始めると発表しました。子会社のタニタヘルスリンク(東京都文京区)が中核となって、他社や東京大学、岡山市の医療機…
親が育てられない子供を匿名で預かる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を運営する熊本市西区の慈恵病院は9月30日、原則6歳未満を対象とする特別養子縁組のあっせん事業に乗り出すことを明らかにしました。すでに事業に必要な許可を熊本市から受…
ウイルスの感染によって、足の裏にできるいぼ 足底疣贅(そくていゆうぜい)とは、ウイルスの感染によって、足の裏にできるいぼ。手足や顔にできるいぼである尋常性疣贅が足の裏にできた場合に、特に足底疣贅と呼ばれます。 通常、米粒大から小豆大の大きさ…
首や頭に向かう動脈に炎症が起こる疾患 側頭(そくとう)動脈炎とは、頸(けい)動脈とその分枝の動脈、特に側頭動脈に炎症が起こる血管炎。疾患で障害された血管に、巨細胞という特徴ある細胞が認められることから、巨細胞性動脈炎とも呼ばれます。 高齢者…
ほかの臓器の疾患などの原因により、副腎皮質からアルドステロンが過剰に分泌されて起こる疾患 続発性アルドステロン症とは、ほかの臓器の疾患など何かしらの原因により副腎(ふくじん)皮質が刺激を受けることで、副腎皮質ホルモンの一つであるアルドステロ…
何らかの特定される疾患があって、その症状の1つとして起こる高血圧 続発性高血圧とは、何らかの特定される疾患があって、その症状の1つとして起こる高血圧。二次性高血圧ともいいます。 原因となる疾患にもよりますが、治せる高血圧ということもできます…
肺にある疾患が原因となって肺に穴が開き、肺がつぶれてしまう疾患 続発性自然気胸とは、肺にある広範囲の疾患が原因となって肺に穴が開き、空気が胸腔(きょうくう)内に漏れて、肺の一部または全体がつぶれる疾患。 肺の疾患を持っている人が二次的に続発…
後天的な理由により、男性に乳房の発育を認める疾患 続発性女性化乳房症とは、後天的な理由により、男性の乳房が女性のような乳房に膨らむ疾患。乳がんと間違われやすい疾患です。 男性に乳房の発育を認める疾患である女性化乳房症には、この後天的に発症す…
貧血とは逆に、何らかの原因に反応して血液中の赤血球が増加する疾患 続発性赤血球増加症とは、貧血とは逆に、何らかの原因に反応して血液中の赤血球総数が正常範囲を超えて増加する状態。二次性赤血球増加症とも呼ばれます。 血液中の赤血球の増加は、腎臓…
造血器以外の疾患の症状として、続発性にみられる貧血 続発性貧血とは、造血器疾患以外の他の疾患の症状として、続発性にみられる貧血。二次性性貧血、症候性貧血と呼ばれることもあります。 主な原因としては、慢性感染症、膠原(こうげん)病などの慢性炎…
今まであった女性の月経が3カ月以上停止した状態 続発性無月経とは、今まであった女性の月経が3カ月以上停止した状態。月経がない状態を無月経といい、この続発性無月経と、生まれ付き1度も月経をみない原発性無月経とがあります。 成年の女性にある月経…
ほかの目の疾患などが原因となって、眼圧が上昇するタイプの緑内障 続発性緑内障とは、何らかの目の疾患などが原因となって、眼圧が上昇するタイプの緑内障。一般に、眼圧が上昇することによって視神経が侵され、視野が狭くなったり欠けたりします。 原因は…
膝の内側と外側にあって、関節の横ぶれを防いでいる側副靱帯が損傷、断裂した状態 側副靱帯(そくふくじんたい)損傷とは、膝(ひざ)の内側と外側にあって、関節の横ぶれを防ぐ役目をしている側副靱帯が損傷、断裂した状態。 側副靱帯はすじ状の繊維性結合…
背骨がねじれを伴って側方に曲がる疾患 側湾症とは、脊椎(せきつい)、すなわち背骨がねじれを伴って側方に湾曲する疾患。脊椎側湾症、脊柱側湾症とも呼ばれます。 人間の脊椎は7個の頸椎(けいつい)、12個の胸椎、5個の腰椎、仙骨、尾骨で成り立ってい…
足の付け根などから腸などの臓器が脱出した状態 鼠径(そけい)ヘルニアとは、足の付け根の特に内側の部分や下腹部から、腸などの臓器が脱出した状態。俗に脱腸とも呼ばれます。 おなかを覆う腹膜が弱いことが原因になって、腹筋の圧力で臓器が脱出します。…
鼠径(そけい)リンパ肉芽腫(にくげしゅ)とは、クラミジアの一種を病原体とする性感染症で、鼠径リンパ節のはれを特徴とします。別名、第四性病。 1935年ごろ、海外から日本に持ち込まれて、一時期流行しましたが、今日ではほとんどみられない疾患となりま…
遺伝子の機能異常により、大頭、過成長、特徴的な顔付き、発達の遅れなどを示す症候群 ソトス症候群とは、さまざまな身体的異常を引き起こす先天異常症候>群。脳性巨人症とも呼ばれます。 1964年に、ソトスらが最初の症例を報告しました。日本では、新生児の…
目の回り、ほおに小さな色素斑が群がっている症状 そばかすとは、目の回り、ほおなどに小さな斑点(はんてん)が群がっている症状。その淡褐色、ないし黒褐色の斑点がスズメの卵の殻(から)の模様に似ているので、雀卵(じゃくらん)斑とも呼ばれています。…
膵臓に発生した細胞の腫瘍が大量のホルモンを分泌し、胃酸過多を引き起こす疾患 ゾリンジャー・エリソン症候群とは、膵臓(すいぞう)に発生した細胞の腫瘍(しゅよう)であるガストリノーマが大量のガストリンというホルモンを分泌し、胃酸過多を引き起こす…
性的な行為におぼれ、自らのコントロールを失う精神疾患 性依存症とは、セックスに限らず性的な行為におぼれ、自らのコントロールを失う精神疾患。セックス依存症とも呼ばれます。 日本ではいまだ認知度が低いものの、アメリカでは薬物やアルコール依存症と…
男性の精巣上体に液体がたまり、袋状になった嚢腫ができる疾患 精液瘤(りゅう)とは、精巣上体の主に頭部に、液体がたまって袋状になった嚢腫(のうしゅ)ができる疾患。精液嚢腫とも呼ばれます。 精巣上体、すなわち副睾丸(こうがん)は、男性の陰嚢(い…
健康に害のある生活習慣を長年続けることで、発症する病気です。「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」と定義され、肥満症、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、高血圧症、心臓病、歯周病、高尿酸血症、骨粗…
体を動かさない状態が続くことが原因で、全身の機能が低下する障害 生活不活発病とは、日常生活が不活発になって体を動かさない状態が続くことが原因で、全身の機能が低下する障害。医学用語では廃用症候群と呼び、廃用は使わないことを意味します。 高齢者…
性感染症(STD=Sexually Transmitted Disease)とは、性行為あるいはその類似行為によって感染する疾患の総称です。性行為感染症とも呼びます。 性感染症に含まれる疾患としては、梅毒、淋(りん)病、軟性下疳(げかん)、第四性病というかつての「性病…
クラミジア・トラコマーティスという微生物が性器に感染して起こる性感染症 性器クラミジア感染症とは、クラミジア・トラコマーティスという微生物が性器に感染したことが原因となって、発症する性(行為)感染症。今日の性感染症のうち、日本においても、世…
結核菌が男女の生殖器に感染することによって起こる感染症で、肺外結核の一種 性器結核とは、結核菌が男女の生殖器に感染することによって起こる感染症。肺外結核の一種です。 原因菌である結核菌は、正式な名称をマイコバクテリウム・ツベルクローシスで、…
先天的に、あるいは後天的に女性性管の一部が閉鎖した状態 性器閉鎖症とは、処女膜、膣(ちつ)、子宮などの女性性管の一部が閉鎖した状態。鎖陰(さいん)とも呼ばれます。 先天的に発生することが多いものの、後天的に外傷や炎症などのために起こることも…
単純ヘルペスウイルスによって発症する性感染症 性器ヘルペス症とは、単純ヘルペスウイルスによって発症する疾患。主に性行為によって、性器へ感染して起こります。 女性では性器の外側の部分である外陰の病変が目立つため、外陰ヘルペスとも呼ばれますが、…