■新型コロナウイルス感染者、世界で2000万人を突破 4割超はアメリカとブラジル

世界の新型コロナウイルスの感染者が、累計で2000万人を超えました。南アジアや中南米で感染の急拡大が続いているほか、ヨーロッパなどでも感染が再び増加する傾向にあり、世界的に増加のペースは速まっています。

 アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の累計は、日本時間の11日午前9時の時点で、2000万1019人と、2000万人を超えました。

 また、亡くなった人は、73万3897人に上っています。

 感染者が500万人増えるまでの日数を比べると、世界保健機関(WHO)による最初の発表から500万人を超えるまで128日かかったのに対し、500万人から1000万人は38日、1000万人から1500万人は25日と次第に短くなり、1500万人から2000万人は19日と、増加のペースは速まっています。

 感染者の半数以上は北中南米で記録されており、感染者の4割超は最も被害が深刻なアメリカとブラジルで記録されています。アメリカでの感染者数は507万5678人、死者数は16万3282人。ブラジルでは感染者数305万7470人、死者数10万1752人となっています。

 一方、感染者の増え方には、世界各国で違いがみられます。オーストラリアや中東のイスラエルなどは、日本と同様に、1日当たりの新たな感染者数が一時期、減少しましたが、外出制限などが緩和された後、再び増加傾向に転じ、このうちイスラエルは、7月28日には1日の新たな感染者数が2308人と、それまでで最も多くなりました。

 また、南アジアのインドや南米のコロンビアなどは、1日当たりの新たな感染者数が大きく減る期間がないまま、日を追うごとに感染者数が増える状況で、特にインドは、1日当たりの新たな感染者数がアメリカを上回るペースとなっています。

 WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は、世界で感染が広がり続けていることに懸念を示す一方、ニュージーランドなどでは早い段階でウイルスを封じ込めることができたとした上で、「各国のリーダーは対策を加速し、市民はそれに応じる必要がある」と述べています。

 2020年8月11日(火)

■熱中症疑い、東京都内で5人死亡 8月の10日間で

 東京都内では、8月に入ってからの10日間で熱中症の疑いで5人が死亡していたことが、東京都監察医務院などの発表でわかりました。

 東京都監察医務院や警視庁によりますと、8月1日から10日までの10日間で、70歳代から80歳代とみられる男女5人が熱中症の疑いで死亡したということです。

 このうち、大田区では8月6日、80歳代の男性が自宅の布団の上でぐったりしているのを帰宅した妻が見付け、病院に搬送されたもののおよそ4時間後に死亡しました。

 男性の自宅は窓が開いていましたが、冷房は使用していなかったということです。

 熱中症は、症状によって軽症、中等症、重症の3つに分けられます。軽症はめまいや発汗、部分的なけいれんなどの症状、中等症になると頭痛や嘔吐(おうと)、倦怠(けんたい)感、重症になると意識障害が発生し、周りからの呼び掛けに対して反応がおかしくなったり、反応できなくなったりすることがあります。

 東京の都心は11日も気温が上がって猛暑日となっていることから、東京消防庁は、こまめに水分を補給し、屋外ではできるだけ日差しを避け、十分な距離を確保できる場合には定期的にマスクを外すほか、室内では適切に冷房を使うなど対策をとるよう呼び掛けています。

 2020年8月11日(火)

■東京都、新たに197人の新型コロナウイルス感染を確認 入院者数1682人は過去最多

 東京都は10日、都内で新たに10歳未満から80歳代までの男女合わせて197人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の感染の確認が200人を下回るのは7月27日の131人以来ですが、およそ1カ月にわたり100人以上の感染確認が続いていることになります。

 感染者197人を年代別でみると、最多は20歳代の65人で、30歳代が45人。この世代で全体のおよそ56%を占めました。40歳代は34人、50歳代は22人、10歳代は8人、70歳代は7人、10歳未満は6人、60歳代と80歳代は各5人といいます。

 また、感染者197人のうち、およそ40%に当たる79人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ60%の118人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。

 濃厚接触者のうち、最も多かったのは家庭内での感染で30人でした。

 4歳と7歳の子供が父親から感染したケースや、シェアハウスで30歳代の女性が同居人から感染したケースがありました。

 このほか、職場内が15人、友人宅に10人が集まって会食した20歳代の男女2人が感染するなど、会食での感染が14人、医療機関や大学の合宿所など、施設内での感染が8人、夜間に営業する接待を伴う飲食店の関係者が6人などとなっています。

 これで、都内で感染が確認された人は、1万6064人になります。

 また、都は、感染が確認されていた70歳代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。

 これで都内で死亡した人は、334人になりました。

 一方、東京都によりますと、都内で10日までに感染が確認された1万6064人のうち、入院中の人は9日より81人増えて1682人となり、都が正確な人数を把握、公表するようになった5月12日以降で最も多くなりました。

 このうち、重症の人は、9日より1人増えて24人です。

 また、自宅で療養している人は、9日より18人減って588人です。さらに、都が開設している6つのホテルで療養している軽症や無症状の人は、9日より4人増えて443人です。

 医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は、9日より63人減って1047人です。

 一方、すでに退院した人や自宅などでの療養が終わった人は、1万1970人となっています。

 都の担当者は、都内の1日の感染確認が7月27日以来、200人を下回って197人だったことについて、「197人は少ない数字だとは思っておらず、感染者が減ったという印象はない」と話した上で、「お盆の期間中、帰省で車を利用する人もいるが、ドライブでの感染も見受けられる。車の中でもマスクをして換気をするなど、感染防止に努めてほしい。常にリスクがあると思って行動してほしい」と呼び掛けています。

 2020年8月10日(月) 

■新型コロナウイルス、9日は全国で1351人が感染 大阪府で195人、沖繩県で159人感染

 国内では9日は、午後8時までに東京都で331人、大阪府で195人、沖縄県で159人、愛知県で129人、福岡県で109人など、全国で1351人の新型コロナウイルス感染者の発表がありました。また、千葉県で2人、滋賀県と石川県でそれぞれ1人の合わせて4人の死亡の発表がありました。

 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め4万8817人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で合わせて4万9529人となっています。

 亡くなった人は、国内で感染した人が1047人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて1060人です。

 大阪府は9日、新型コロナウイルスの新たな感染者を195人確認したと発表しました。1日当たりの感染者としては7月29日の221人、31日の216人に次いで3番目に多くなりました。

 府内の累計感染者は、5769人となりました。60歳代女性が死亡し、死者は計96人になりましたた。

 新規感染者のうち、経路不明者は119人でおよそ61%。PCR検査などを1716件(陰性確認分は除く)実施し、陽性率は11・4%でした。感染者全員が軽症か無症状で、10~30歳代の若者はおよそ57%。

 大阪市内の医療機関池田市内の高齢者施設でそれぞれ5人と6人の感染が新たに確認され、府はクラスター(感染者集団)の疑いがあるとみて調査しています。

 感染状況を判断する府の独自基準「大阪モデル」は黄色信号が点灯しており、重症病床使用率が70%を超えると非常事態を意味する「赤信号」に切り替わります。9日時点で使用率は20・2%で、1週間前の2日の12・2%より8ポイント増となりました。

 府は繁華街で若者を中心に感染が広がっているとして、20日まで大阪市・ミナミの一部の酒類を提供する飲食店などに営業時間短縮や休業を要請。5人以上の飲み会などを自粛することも呼び掛けています。

 沖縄県は9日、新たに、県内でこれまでで最も多い159人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。沖縄県内で1日に発表された人数としては、これまで最も多かった7日の100人を上回って、最も多くなりました。

 この数にはクラスターが発生した沖縄最大の歓楽街、那覇市松山地区で働く人などを対象に行ったPCRの集団検査の結果、判明し、8日に沖縄県医師会が公表した86人の感染者の一部が含まれています。

 これで、沖縄県内での感染確認は、1000人を超えて、1127人となりました。

 また、アメリカ軍からは県内にある基地、キャンプハンセンとキャンプコートニーで新たに4人が感染したことを確認したと連絡があったということです。これで沖縄県アメリカ軍関係者の感染確認は、314人となりました。

 2020年8月9日(日)

■東京都、新たに331人の新型コロナウイルス感染を確認 300人超は4日連続

 東京都は9日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の男女合わせて331人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日当たりの感染者が300人を超えるのは4日連続、200人を超えるのは13日連続です。

 感染者331人を年代別でみると、最多は20歳代の133人で、30歳代が79人。この世代で全体のおよそ64%を占めました。ほかには40歳代が43人、50歳代が29人、70歳代が18人、60歳代が10人、10歳代が8人、10歳未満が7人、80歳代が2人、90歳代と100歳以上が各1人でした。

 また、感染者331人のうち、およそ35%に当たる115人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ65%の216人は、これまでのところ感染経路がわかっていないということです。

 濃厚接触者のうち、最も多かったのは家庭内での感染で33人でした。夫から同居する40歳代の妻と10歳代の娘に感染したほか、すでに4人の感染者が出ているシェアハウスで新たに20歳代の男性の感染が確認されました。

 このほか、職場内が17人、会食での感染が15人、夜間に営業する接待を伴う飲食店の関係者が9人、医療機関など施設内での感染が9人、その他が32人となっています。

 その他のケースでは、別居している祖父から0歳と3歳の孫と、その40歳代の母親の合わせて3人に感染したケースや、20歳代の男性が自宅に泊まりに来た友人から感染したケースなどがあるということです。このほか、自宅で訪問介護サービスを受けている100歳以上の女性が、訪れたヘルパーから感染したケースもあるということです。

 これで都内で感染が確認された人は、1万5867人になります。また、9日に死亡が確認された人は、いませんでした。

 東京都によりますと、都内で9日までに感染が確認された1万5867人のうち、入院中の人は8日より92人増えて1601人となっています。

 このうち重症の人は、8日より2人減って23人です。都は、9日の時点で、重症患者向けの病床100床を含めて都内で2400床を確保しているほか、今後は2800床まで増やすことを目指しています。これとは別に、9月から10月にかけて2つの専用病院を開設して、200床を確保するとしています。

 また、自宅で療養している人は、8日より74人増えて606人です。さらに、都が開設している6つのホテルで療養している軽症や無症状の人は、8日より11人増えて439人です。都は、8月中にさらに2つのホテルを開設する予定です。

 医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は、8日より15人減って1110人です。

 一方、すでに退院した人や自宅などでの療養が終わった人は1万1778人となっています。

 東京都の担当者は、「夏休みで孫や友人などと会った時に感染したケースが見受けられる。この3連休中の行動の結果が来週、感染者の数に反映されてくると思うので、ぜひ都民の皆さんには感染しない、させないように注意して行動してほしい」と話しています。

 2020年8月9日(日)

■世界の新型コロナウイルス感染者1963万人、死者72万人 アメリカの感染者500万人に迫り、ブラジルは300万人を超える

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の9日午後3時の時点で、世界全体で1963万8142人となっています。また、亡くなった人は、72万6786人に上っています。

 このうち感染者が最も多い国はアメリカで499万8017人、次いでブラジルが301万2412人、インドが215万3010人、ロシアが88万563人、南アフリカが55万3188人となっています。

 亡くなった人が最も多い国もアメリカで16万2425人、次いでブラジルが10万477人、メキシコが5万2006人、イギリスが4万6651人、インドが4万3379人となっています。

 アメリカでは、新型コロナウイルスの感染者数が500万人に迫っています。多くの州では検査の遅れによる感染の封じ込めの失敗や、地域ごとの対策のばらつきなどが原因となって、感染の拡大に歯止がかからず、深刻な状況が続いています。

 ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、アメリカの累計の感染者数は、日本時間9日午前11時の段階で、およそ499万5000人と500万人に迫り、世界で最も多くなっています。

 アメリカ・ABCテレビなどの分析によりますと、全米20の州で検査の数に占める陽性の人の割合が増加傾向にあり、27の州で入院者数が増加傾向にあるということです。

 こうした中、各地では検査の増加で対応が追い付かず、7月にアメリカの複数の大学が、全米のおよそ1万9000人を対象に行った調査では、検査の結果が出るまでに平均で4日かかりましたが、中には10日以上かかったケースも全体の10%以上あったということです。

 この調査をまとめた報告書では、「感染者を追跡、隔離して感染の拡大を止めるには検査に時間がかかりすぎている」と感染の封じ込めが困難になっている実態を指摘しています。

 感染の拡大を受けて、多くの州で経済活動の再開が中断されましたが、中西部サウスダコタ州などでは大規模な集会の規制をしておらず、州ごとの対策のばらつきなどが原因となって感染の拡大に歯止めがかからず、深刻な状況が続いています。

 一方、ブラジル保健省は8日、同国で新型コロナウイルスに感染して死亡した人が10万人を超え、感染が確認された人は300万人を超えたと明らかにしました。

 同省が発表した最新の統計によると、同国では過去24時間で新型コロナウイルスによる死者が905人増えて10万477人、感染が確認された人は4万9970人増えて301万2412人になりました。

 ブラジルは、アメリカに次いで世界で2番目に新型コロナウイルスの被害が大きい国になっています。しかし、専門家の間では、ブラジルは検査が不十分なため実際の感染者は最大で公式統計の6倍に達している恐れもあるという推計もあります。

 ブラジル初の新型コロナウイルス感染者は、サンパウロで2月26日に確認されました。流行発生から6カ月目に入っているものの、流行沈静化の兆しはみえていません。

 2020年8月9日(日)

■世界の新型コロナウイルス感染者1937万人、死者72万人 中南米の死者が欧州を抜き世界最多に

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の8日午後3時の時点で、世界全体で1937万9517人となっています。

 また、亡くなった人は、72万1375人に上っています。

 感染者が多いのは、アメリカが494万1755人、ブラジルが296万2442人、インドが208万8611人、ロシアが87万5378人、南アフリカが54万5476人となっています。

 亡くなった人が多いのは、アメリカが16万1347人、ブラジルが9万9572人、メキシコ5万1311人、イギリス4万6596人、インドが4万2518人となっています。

 8日午前2時の時点で、中南米カリブ海諸国の新型コロナウイルスによる死者が欧州を抜き、地域別で世界最多となりました。

 中南米カリブ海諸国の死者数は21万3120人に上り、欧州を460人上回りました。ここ1週間の世界の死者4万1500人のうち、44%に当たる1万8300人が中南米カリブ海諸国で確認されました。

 同地域は、感染者数も世界最多の530万人となっています。うち過半数の290万人がブラジルの感染者で、同国では9万8500人が死亡し、アメリカに次ぎ世界で2番目に大きな被害が出ています。

 ブラジルでは、1日当たり5万人を超える人が新たに感染しており、自治体の中には感染の拡大を防ぐために無料のPCR検査を行うなど、検査態勢の拡充の動きが広がっています。

 ブラジルでは、1日当たりの感染者の数は多い日で5万人余りと増加傾向が続いており、経済活動の再開に伴って無症状の人から感染が広がるケースも確認されています。

 7日現在、感染者の数は累計で296万人以上、死者の数も9万9000人を超え、いずれもアメリカに次いで2番目に多くなっています。

 こうした状況を受けて、最大都市サンパウロの中心部にある大型ショッピングセンターでは、8月から州政府による無料のPCR検査が始まりました。

 検査は1日400人を定員にドライブスルー形式で行われ、多くの人が車に乗ったまま次々と検査を受けていました。

 検査結果は3日ほどで、本人にメールで通知されるということです。

 こうした無料のPCR検査は、感染が広がるリオデジャネイロでも始まっています。

 ブラジルでは、1日当たり最大で20万件程度のPCR検査が可能だといわれ、お金を支払えば比較的容易に検査を受けることができます。

 しかし、検査には日本円で5000円から1万円ほどかかり、貧困地区の住民などが検査を受けるのは難しいのが実情で、検査態勢のさらなる拡充が求められています。

 2020年8月9日(日)